【Step Into Reading】ステップ3の概要と各リーダーの紹介

Step Into Reading ステップ3

ステップ3:Reading on Your Own <自分で読んでみよう>

一人で読み始めるようになった小学校1~3年生向け

ステップ2よりも長く、やや難しくなっています。求められる語彙数が増え、高度な概念も含まれますが、文脈や絵を手掛かりに理解することができます。

ステップ3の特徴

  • 短い文
  • やや難しい語彙
  • ステップ2よりも高度な概念

このページでは、Step into Reading ステップ3の個々のリーダーを紹介します。

① パソコンの場合

  • Windowsでは、「Ctrl」+「F」を同時に押し、
  • Macでは、「command」+「F」を同時に押して、検索窓を出してください。

② スマホの場合

  • Google Chromeでは、画面右下または右上の「・・・」→「ページ内検索」をタップ
  • Safariでは、画面下中央の「四角から↑が出たマーク」→「ページを検索」をタップしてください。

目次

F&P Text Level: I

Dogerella
by Maribeth Boelts

ドッゲレラは毎日、無愛想な継母と意地悪な継姉妹のノミ取りと、尻尾の毛づくろいに明け暮れています。夜になると、ドッゲレラは自分のことを可愛がってくれる家の夢を見ます。近くのお城に住むビーは、甘えん坊のお姫様で、自分だけの忠実なペットが欲しいというのが一番の願いでした。犬の夢とお姫様の願いが叶う、おかしなおとぎ話。
(2008年、5~8歳向け)

Dr. Seuss: The Great Doodler
by Kate Klimo

ドクター・スース

ドクター・スースこと、セオドア・スース・ガイゼル(テッド・ガイゼル)の伝記。小さな頃のテッドは、いつもスケッチブックと鉛筆を手にしていました。ボーイスカウトではおかしな生き物を作るのが好きでした。言葉を大切にする母親のもとで本好きとして育ち、発明家の父親からは奔放な想像力と完璧主義者の一面を受け継ぎました。こうした資質が、偉大な落書き王ドクター・スースの作品につながったのも不思議ではありません。広告業界の経歴を持ち、政治漫画家、45冊の絵本の作者、ピューリッツァー賞受賞者であるドクター・スースのキャリアをたどってみましょう。オリジナルのスケッチやアートワークも収載。
(2006年、5~8歳向け)

Arthur Lost in the Museum
by Marc Brown

アーサーとなかまたち

授業で博物館を訪れたアーサーは、必要にかられて男子トイレに駆け込みました。ところが、道を間違えたアーサーは、最初の感謝祭を祝うピルグリムの実物大のジオラマに入り込んでしまいます。この感謝祭を祝うピルグリムこそ、課外学習の目的でした。アーサーは大問題に巻き込まれるのでしょうか。
(2005年、5~8歳向け)

シリーズ情報

めがねをかけたツチブタの男の子アーサー・リードの絵本(マーク・ブラウン著)は、アメリカの子どもに大人気のシリーズ。アーサーと妹のD.W.らを中心とする物語を描いた本は50冊以上あり、日本語版は『アーサーのめがね』(1981年、佑学社)や「アーサーとなかまたちシリーズ」(青山出版社)が出版されています。
アメリカでは絵本をベースにアニメ化され、1990年代から公共放送サービスのPBS Kidsでテレビ放送されています(2022年時点でシーズン25まで、80ヵ国以上)。対象年齢は4~8歳。YouTubeでも視聴可能です。社会の課題をテーマに扱うこともあり、教育的要素も含みます。

Arthur Tricks the Tooth Fairy
by Marc Brown

アーサーとなかまたち

アーサーの妹のD.W.は、アーサーの歯が抜けて、歯の妖精が訪ねてきたことに嫉妬しているので、アーサーは、歯の妖精が来るのは、抜けた歯を枕元に置いたときだけだと説明します。D.W.は、妖精が自分のもとに来るようにヒステリックな計画を立てますが失敗に終わります。アーサーはD.W.の努力に報いるため、自分が歯の妖精になることにします。ステッカー付き。
(1998年、5~8歳向け)

F&P Text Level: J

Twinky the Dinky Dog
by KATE KLIMO

犬が大好きな子どもたちにぴったりの、面白くて元気いっぱいの物語です。ちっちゃな犬トゥインキーの唯一の問題は、自分がまったくちっちゃく感じられないこと。決断力や勇敢さを兼ね備えたトゥインキーは、町中の人に「自分は絶対にチビじゃない」とアピールします。
(2013年、5~8歳向け)

Richard Scarry’s The Best Mistake Ever! and Other Stories
by Richard Scarry

リチャード・スカーリー

リチャード・スカーリーの本。Lowly WormとHuckle Catのドタバタと賑やかな世界で、うまい具合に間違いが解決する3つの物語。
(2011年、5~8歳向け)

Norma Jean, Jumping Bean
by Joanna Cole

カンガルーの子どもノーマ・ジーンは、ジャンプをするのが大好きですが、そのジャンプが原因で事故が起きたり、友だちに迷惑をかけたりするので、ノーマはジャンプをやめてしまいます。でも、学校の運動会でリボンをもらうため、ノーマは再び行動を始めるのです。
(2010年、5~8歳向け)

The Dragon’s Scales
by Sarah Albee

ベリーヴィルの人々は、気性の荒いドラゴンに地元の橋が占拠され、大好きなイチゴの供給が絶たれることになりました。これを解決するには、重さに関する3つの質問に正解しないといけません。町の大人たちは困り果てますが、一人の賢い少女が学校で習ったことで窮地を救います。
(2010年、5~8歳向け)

Arthur’s Reading Trick
by Marc Brown

アーサーとなかまたち

D.W.はアーサーに対し、午後の半日だけで妹のベビーケイトに読み方を教えられると賭けをします。負けたほうは、妹の臭いオムツを替えなければなりません。D.W.は、勝つために巧妙なトリックを考え出します。はたして、アーサーはトリックに引っかかるのでしょうか、それとも次のオムツ交換までに自分なりのトリックを思いつくのでしょうか。
(2009年、5~8歳向け)

Arthur and the School Pet
by Marc Brown

アーサーとなかまたち

クリスマス休暇の間、D.W.は教室で飼っているスナネズミのスピーディーを家に連れて帰ることにしました。D.W.はスピーディに新しい芸を教え、クラスのみんなに見せようと考えましたが、スナネズミ、特にスピーディのように素早い生き物の世話が思ったほど簡単ではないことに気づきます。
(2003年、5~8歳向け)

Beans Baker’s Best Shot
by Richard Torrey

サッカーの優勝決定戦の直前に、練習で足を痛めたビーンズは、親友のチェスターにすべて自分のせいだと言われてしまいます。ビーンズは試合に出られないかもしれませんが、チェスターを励まし、応援することで、チームの中で重要な役割を果たすことができます。サッカー、友情、スポーツマンシップをテーマにしたリーダー。
(2006年、5~8歳向け)

George Washington and the General’s Dog
by Frank Murphy

「銃を撃て!」ジョージ・ワシントンはアメリカ独立戦争で戦っています。そして、戦場で迷子の犬を見かけます。いったい誰の犬なのでしょうか。どうやって主人を見つけるのでしょうか。アメリカの初代大統領にまつわる、あまり知られていない実話。
(2002年、5~8歳向け)

Baseball Ballerina
by Kathryn Cristaldi

バレエのチュチュを着たショートストップ?母親からバレエを習うように言われたおてんば娘は、バレエでも野球でもチーム精神があることを発見します。
(1992年、5~8歳向け)

F&P Text Level: K

Little Lucy
by Ilene Cooper

160万部以上が販売された、ビーグルの子犬、ルーシーの本。
ルーシーは走るのが好きです。吠えるのも好き。噛んだり吠えたりするのも好きです。でも、ボビーたちの家族に連れられて湖に行ったとき、ルーシーは嫌いなものがあることを知りました。
(2011年、5~8歳向け)

Little Lucy Goes to School
by Ilene Cooper

可愛らしいビーグルの子犬、ルーシーの本。
ルーシーは、ボビーが学校で一日中何をしているのか知りたがっています。ボビーのお母さんに連れられて、ルーシーは学校へ行きました。学校では食堂を見つけ、図書室も見つけましたが、ボビーは見つかるのでしょうか。
(2014年、5~8歳向け)

Little Witch’s Big Night
by Deborah Hautzig

リトルウィッチ

リトルウィッチは、良い子にしていた罰としてハロウィンの日に家にいるように言われます。リトルウィッチはトリック・オア・トリートに来た3人の子どもをほうきに乗せてあげます。ハロウィンの読み聞かせにぴったりです。
(1984年、5~8歳向け)

Little Witch Goes to School
by Deborah Hautzig

リトルウィッチ

リトルウィッチは友だちと同じように学校に行きたいのですが、お母さんは、家にいて魔女のおばさんたちから学ぶべきだと考えています。お母さんは、リトルウィッチがとても悪いことをすると約束するなら、学校に行ってもいいと言います。子どもにとってなかなか忘れられない、ほうきに乗ったワイルドな旅。ごちゃごちゃした魔法と風変わりなユーモアが詰まった、人気のリトルウィッチシリーズの3作目。
(2013年、5~8歳向け)

Little Witch Learns to Read
by Deborah Hautzig

リトルウィッチ

リトルウィッチは、読書が大好き。でも、お母さん魔女は、お姫様や王子様の素敵な本を許してくれません。リトルウィッチは、見えない魔法を使ったり、夜更かししたりして本を読んでいましたが、だんだん疲れてきました。そんな中、リトルウィッチの秘密の読書習慣が家族にバレてしまいます。リトルウィッチは、一家の本に対する考えを変えるために、最後の仕掛けをします。
(2003年、5~8歳向け)

Hooray for Hair! (Dr. Seuss/ Cat in the Hat)
by Tish Rabe

ドクター・スース/キャットインザハット

キャットインザハットが髪にまつわるドキドキの冒険を繰り広げる、髪をテーマにしたリーダー。サリーとニックの学校では、今日はクレイジーヘアーの日です。巻き髪かストレートか。ロングかショートか。決められません。そこへ、帽子をかぶったネコが、ヤク、オットセイ、ヤマアラシのヘアスタイルを「試着」できる機械「ウィッグ・オ・レーター」を持ってやってきました。PBS KIDSの幼児向け科学番組「The Cat in the Hat Knows a Lot About That!」のエピソードがベース。
(2013年、5~8歳向け)

Show Me the Honey (Dr. Seuss / Cat in the Hat)
by Tish Rabe

ドクター・スース/キャットインザハット

ハチミツはどこから来るのか、キャットインザハットは知っています。ハチミツはミツバチから採れるのです。ハチミツ作りについて学ぶには、巣箱の中を見学し、どのようにハチミツが作られるのかを直接見るのが一番です。ネコ、サリー、ニックたちが蜂の大きさに縮んで、蜂がダンスでコミュニケーションをとり、蜜を集めて巣箱に吐き出し、ハチミツに変え、巣箱をロウで密閉する方法を学びます。PBSキッズのテレビ番組「The Cat in the Hat Knows a Lot About That!」のエピソードがベース。
(2010年、5~8歳向け)

Fox and Crow Are Not Friends
by MELISSA WILEY

キツネとカラスの共通点は、チーズが大好きなことと、互いを嫌っていること。この狡猾な1匹と1羽は、相手を出し抜いて貴重なチーズを独り占めしようと、どんなことでもします。でも、企みと計画ばかり考えていて、盗む家を間違えたことに気づいていません。というのも、この家の母親は、食べ物のたかり屋と争う方法を熟知している、うんざりした母グマなのですから。
(2012年、5~8歳向け)

Sleeping Bootsie
by MARIBETH BOELTS

野良猫のブーツィーが家と呼べる場所を探そうとすると、聞こえてくるのは「しっ」「あっちへ行け」「出て行け」といった言葉ばかり。ある日ブーツィーは、近くのお城で洗濯係のメグに出会います。メグは、王室に必要なのはペットだということを知っており、誰もがメグに賛成でした。ただし、一人の意地悪な妖精を除いては…。ブーツィーはこの妖精の魔法にかかり、深い深い眠りについてしまいます。メグは魔法の呪文を解く方法を見つけ出すことができるのでしょうか。魅力的な登場人物と分かりやすいプロットのおとぎ話。
(2011年、5~8歳向け)

Johnny Appleseed: My Story
by David L. Harrison

ジョニー・アップルシードは、アメリカの開拓地にリンゴ園を作ったことで知られる歴史上の重要人物です。実は、ジョニーは優れたストーリーテラー(語り手)でもありました。この本は、フィクション形式でジョニーが子供たちに、どのようにしてリンゴの木を植え始めたのか、そして自身にまつわる本当の話と作り話について語ります。
(2010年、5~8歳向け)

Twisters!
by Lucille Recht Penner

ある瞬間、晴れ間が広がり、穏やかになった。次の瞬間、渦を巻く黒い漏斗雲が降り注ぐ。逃げろ!竜巻だ!
Step into Readingのサイエンスリーダー。竜巻やハリケーンに関する情報が満載です。
竜巻が科学的にどのように発生するのか、有名な嵐の歴史、何百匹もの魚を巻き上げて町に落とした竜巻のような珍しいエピソードなど、興味をそそる話がたくさん書かれています。
(2009年、5~8歳向け)

Arthur in New York
by Marc Brown

アーサーとなかまたち

アーサーとD.W.は、両親と一緒にニューヨークに行き、自由の女神や博物館を訪れ、ブロードウェイのショーも鑑賞します。でも、D.W.が一番楽しみにしているのは、メリー・ムー・カウの人形と一緒にメリー・ムー・カウ・パレスへ行くことです。D.W.が勝手に一人で出かけてしまったので、家族はD.W.を探さなければなりません。幸いなことに、アーサーはD.W.の居場所を知っていました。
(2008年、5~8歳向け)

Arthur’s Fire Drill
by Marc Brown

アーサーとなかまたち

先生から火災訓練をすると聞いたD.W.は、学校が燃えてしまうのではないかと心配になります。そこでアーサーは、D.W.に消防士の帽子と笛を渡し、火災時の安全のコツを教え、自宅の防火責任者に任命します。そして、D.W.は準備万端で学校に向かいます。単語ステッカー付き。
(2000年、5~8歳向け)

Babe Ruth Saves Baseball!
by Frank Murphy

1919年、アメリカの野球は大変な危機に陥っていました。国中の人々がバットを投げ捨て、アメリカの国民的娯楽に見切りをつけていたのです。はたして、ベーブ・ルースはファンを取り戻し、野球を救うことができるでしょうか。それとも三振してしまうのでしょうか。
(2005年、5~8歳向け)

The Stinky Giant
by ELLEN WEISS and MEL FRIEDMAN

ペッパーとジェイクは、自分たちの住む小さな谷で羊を飼うのが大好きですが、ひとつ大きな問題がありました。近くの山に住む巨人のアークが、とにかく大きくて臭いし、近くの小川に洗濯物の汚水を捨てるので、毎週洪水が起こるのです。そこでペッパーとジェイクは、山頂にある巨人の隠れ家までハイキングに出かけ、アークと対決します。でも、巨人は謎めいた問題を出してくるし、理屈は通じません。子どもたちが解ければ、アークは立ち去ります。もし解けなければ、ペッパーとジェイク(そして羊たち)は、アークの臭いスープの材料にされてしまいます。
(2012年、5~8歳向け)

The True Story of Pocahontas
by Lucille Recht Penner

植民地時代にネイティブ・アメリカンとの関係において重要な役割を果たしたパウハタン族の王女、ポカホンタスの伝記。
(1994年、5~8歳向け)

Molly the Brave and Me
by Jane O’Connor

ベスはモリーのようになりたがっている女の子。モリーは、男の子が机の中に虫の死骸を入れてきても気にしませんし、大きな子供がからかってきても「あっちへ行って」と言うことができます。ベスは、モリーから田舎の家に一泊しようと誘われ、とても嬉しくなります。でも、二人が迷子になったとき、頼りになったのは…。
(1990年、5~8歳向け)

Paddywack
by Stephanie Spinner

主人公のパディワックは体高9ハンド(手幅)と小柄なポニー。騎乗者であるジェーンをしっかりと調教し、特にご褒美のおやつをくれるのを忘れないようにしっかりと鍛えています。パディワックは、なみあし・はやあし・かけあし、ジャンプもできます。おやつをあげれば完璧なポニーです。でも、大きなショーの日、ジェーンは緊張のあまりおやつを忘れてしまいます。パディワックはどうなるのでしょうか。
(2010年、5~8歳向け)

F&P Text Level: L

The Bravest Dog Ever: The True Story of Balto
by Natalie Standiford

人気★

雪は何日も止まず、氷点下30度という史上最悪の嵐の中、犬ぞりのリーダー犬、バルトはここを何とか乗り切らなければなりません。何マイルも離れたアラスカのノームで待っている病気の子どもたちに薬を運んでいるのです。バルトたちが子どもたちの唯一の希望でした。バルトはこの嵐を切り抜けることができるのでしょうか。
1925年にジフテリアが流行したとき、アラスカの荒野を53マイルにわたって走り、薬を届けたそり犬についての実話。
(1989年、5~8歳向け)

Fish is Fish
by LEO LIONNI

レオ・レオニ

スイミー』や『フレデリック』で有名なレオ・レオニによる小魚ミノウとオタマジャクシの元気な物語。
(2015年、3~7歳向け)

Alexander and the Wind-Up Mouse
by Leo Lionni

レオ・レオニ

コールデコット賞を受賞した、友情の魔法をテーマにした物語。日本語版は、好学社から谷川俊太郎さん訳の『アレクサンダとぜんまいねずみ』が出版されています。
本物のネズミのアレクサンダーは、ほうきやねずみ取りで追い払われるのに、からくりネズミのウィリーはみんなに愛されています。アレクサンダーは、自分もからくりネズミになれたらいいのにと思っています。生きたネズミが、機械仕掛けの相棒をうらやましがる古典的な「隣の芝生は青く見える」ストーリー。
(2014年、6~9歳向け)

Wedgieman and the Big Bunny Trouble
by CHARISE MERICLE HARPER

バッド・デュードがまたもや悪さをしています。今回は、物の大きさを変える邪悪な「強力普通物体フェーザー(通称POOP)」を使って、巨大なハチや巨大なウサギを作り出したのです。そこで、ウェッジマンがPOOPを使えなくして窮地を救ってくれました。
(2014年、5~8歳向け)

Dinosaur Days
by Joyce Milton

恐竜についてのベストセラーのサイエンスリーダーに、新しいイラストと最新の科学情報を盛り込んだ全面改訂版。ティラノサウルス、トリケラトプス、アンキロサウルスなどの有名な恐竜から、シチパティ、ベガビス、マプサウルスなどのあまり知られていないものまで、恐竜ファンの子どもたちにもその親御さんにも楽しめる内容になっています。便利な発音ガイドあり。
(2014年、5~8歳向け)

Heavy Duty Trucks
by JOYCE MILTON

モンスターダンプカーは、運転手が座席に着くまでにはしごを使わなければならないほど背が高いって知ってる?チェリーピッカーはさくらんぼを摘むトラックではないの?トラック好きな子どもたちにぴったりの読みやすい本。
(2015年、5~8歳向け)

Whales: The Gentle Giants
by Joyce Milton

クジラの種類、特徴、生態など、子供たちが知って楽しめるクジラについての情報が満載のサイエンスリーダー。
(2013年、5~8歳向け)

Gorillas: Gentle Giants of the Forest
by Joyce Milton

ゴリラが突進してきたら、どうすればいいのでしょう。逃げるか、木に登るか、怖い顔をするか。ゴリラに関する驚くような情報がたくさん詰まったノンフィクションのリーダー。
(1997年、5~8歳向け)

Dolphins!
by Lucille Recht Penner

水生生物の中で最も繊細で、知的で、友好的な生き物であるイルカについての情報が満載。クジラやサメについて読んだことのある子どももきっと気に入るはずです。フルカラー図版。
(2010年、5~8歳向け)

Hungry, Hungry Sharks!
by Joanna Cole

恐竜が誕生するよりも前から、地球上にはサメがいたことを知っていましたか。サメに関する驚くような情報を、小学校1年生が読めるレベルにまとめたサメの入門書。サメの種類と、サメの食物消費量と無数の歯について書かれており、サメが人を食べることはほとんどないこと、サメの形や大きさもさまざまであることがよくわかります。
(1986年、5~8歳向け)

S-S-snakes!
by Lucille Recht Penner

血を吐く西インドボアから「空中を飛ぶ」ゴールデンドビヘビまで、センセーショナルなヘビを紹介する目からウロコの科学本。
(2013年、5~8歳向け)

Ollie & Moon: Aloha! (Step into Reading Comic Reader)
by DIANE KREDENSOR

ハワイを舞台に、2匹のネコたちが繰り広げるコミックリーダー。フルカラーの写真の上に、イラストが配置されています。
(2013年、6~9歳向け)

How to Help the Earth-by the Lorax (Dr. Seuss)
by TISH RABE

ドクター・スース

ドクター・スースのロラックスが、ゴミ箱の中のゴミが最終的に埋立地や焼却炉で処理されることを説明した後、お弁当箱を持ち歩く、古い服やおもちゃを寄付する、友達と雑誌を共有する、缶やボトルをリサイクルする、充電式電池を使うなど、子どもたちがゴミを減らす現実的な方法を提案します。また、電気を消す、シャワーを短くする、セーターを着て暖かくするなど、家庭でできる省エネの方法も紹介されています。この本では、子どもたちが環境に優しい生活を送るためのシンプルな方法が提案されています。
(2012年、5~8歳向け)

Eat My Dust! Henry Ford’s First Race
by Monica Kulling

1901年、ヘンリー・フォードは、誰もが所有できる自動車を作りたいと考えていました。でも、その製造資金をどうやって手に入れるのか。なんと、カーレースに参加するのです。テンポの良い、事実に基づいたストーリー。
(2010年、5~8歳向け)

Puss in Boots
by Lisa Findlay

C.ペロー作の童話『長靴をはいた猫』の再話。
かわいそうなプス。穏やかな生活が一夜にして変わってしまいました。粉屋の息子のトムは、プスを森に捨てようとします。でも、プスは自分とトムの運命について、考えがありました。長靴を履き、袋を肩にかけ、二人にふさわしい快適な生活を求めて旅に出るのです。
(2008年、5~8歳向け)

Pirate Mom
by Deborah Underwood

ピートは海賊が大好きですが、お母さんは海賊を良く思っていません。そこで、ピートはお母さんと一緒に「アメージング・マルコ」を見に行きます。マルコはお母さんに催眠術をかけて、自分が海賊だと思い込ませてしまったのです。それから、お母さんは行儀が悪くなってしまいました。近所の人を追いかけ回す。他人の家の物干し竿から下着を盗む。ついには家に海賊旗を掲げる始末。お母さんに本当の自分を思い出してもらうため、ピートはアメージング・マルコを探さなければなりません。
(2006年、5~8歳向け)

The Nutcracker Ballet
by Deborah Hautzig

クリスマス・バレエの名作『くるみ割り人形』の再話。
冒頭のクリスマスイブのパーティーのシーンから始まり、マリーとくるみ割り人形の王子がお菓子の国に別れを告げるエンディング。
(1992年、5~8歳向け)

The Great Tulip Trade
by Beth Wagner Brust

アンナのお父さんは、アンナの誕生日にとても素敵なプレゼントを贈ります。でも、1600年代のオランダでは、チューリップは金や宝石よりも貴重なもので、家の前を通る人は皆、アンナとチューリップを交換したがるのです。
(5~8歳向け)

F&P Text Level: M

Frederick
by Leo Lionni

レオ・レオニ

コールデコット賞を受賞したレオ・レオニの人気作『フレデリック』(谷川俊太郎さんによる日本語版が好学社から発売)。
 冬が近づき、フレデリック以外のネズミはみんな食べ物を集めています。でも、日が短くなり、雪が降り始めると、フレデリックの物語が仲間の野ネズミたちの心を温めるのです。
(2014年、6~9歳向け)

Wild, Wild Wolves
by Joyce Milton

オオカミの群れの行動、ボディランゲージ、遠吠えの意味など、誤解されがちなオオカミの魅力を紹介した本。
(2013年、5~8歳向け)

Christopher Columbus
by Stephen Krensky

クリストファー・コロンブスの航海について、アメリカ史の重要な出来事をドラマチックかつ読みやすく解説した本。地図や船の切断面などのイラストも楽しめます。
(2013年、5~8歳向け)

Abe Lincoln’s Hat
by Martha Brenner

皆さんは、どうやって物事を記憶しますか。記憶力がとびぬけてよかったことが知られているアメリカのリンカーン大統領は、特別なトリックを使っていました。この本では、リンカーン大統領の魅力や人間性をあらわす逸話を紹介しています。
開拓時代の弁護士であったエイブラハム・リンカーンは、元々忘れっぽい人でした。どうやって記憶を呼び起こしていたのでしょう。リンカーンは手紙、裁判のメモ、契約書、そして小切手帳まで、トレードマークのシルクハットの中にため込んでいました。帽子を取ると、中からすべて出てくるのです。
(2013年、5~8歳向け)

Fairies! A True Story
by SHIRLEY RAYE REDMOND

西アフリカの森の妖精からスコットランドの魔法のブラウニー(妖精)まで、妖精についての物語は長い間、人々の間で語られてきました。イギリスでは、2人の少女が「妖精の存在を証明する写真がある」と主張し、世界に衝撃を与えました。そもそも、妖精は架空の存在なのでしょうか。それとも魔法でしょうか。この本では、妖精にまつわる民話や目撃談が紹介されています。
(2012年、5~8歳向け)

Trains!
by SUSAN E. GOODMAN

貨物を運んだり、乗客を乗せたり、時速400マイルで走ったりと、さまざまな列車を紹介するリーダー。『ハリー・ポッター』でホグワーツ特急として登場するスコットランドの列車、ジャコバイト号や、1869年に、アメリカを東西に横断した蒸気機関車も登場します。そして、蒸気、ディーゼル、電気、電磁気など、技術の違いについて説明されています。写真はフルカラーとモノクロ。
(2012年、6~9歳向け)

Amazing Armadillos
by Jennifer McKerley

アルマジロは、見た目が変だったり、動きが鈍かったり、ちょっと臭かったりしますが、実はすごい動物なのです。例えば、捕食者(特に人間)を追い払うために3フィート飛び上がることができ、水中で10分間息を止めることができ、1回の食事で4万匹の虫を食べることが知られています。この本では、メスのアルマジロが餌を探し、家を作り、子どもの誕生に備える様子が描かれています。
(2009年、5~8歳向け)

Barack Obama: Out of Many, One
by SHANA COREY

アフリカ系アメリカ人初の第44代アメリカ大統領、バラク・オバマを題材にしたレベル別リーダー。オバマ大統領の母親と祖父母からの教えや愛情、暮らした場所がどのようにオバマ大統領を形成し、影響を与えたのか、そして幼少期のアウトサイダーという感情を、どうやってポジティブな原動力に変え、歴史に名を刻んだのかをわかりやすい言葉で解説しています。
(2009年、5~8歳向け)

Listen Up!
by Monica Kulling

1876年、アメリカは100歳の誕生日を迎え、国中がお祝いをしています。フィラデルフィアの万国博覧会では、最新かつ最高の発明品が展示され、最大のパーティーが開かれています。アレクサンダー・グラハム・ベルは、自分が発明し、電話機と呼ぶ通話装置を実演するために、万国博覧会に向かいます。でも、世界で最も重要な科学の博覧会で、ベルの発明を見に来る人はいるのでしょうか。そしてもっと重要なことに、この機械は動くのでしょうか。ベルの発明家としてのたくましく、風変わりな精神をたたえた本。
(2007年、5~8歳向け)

Lewis and Clark
by Shirley Raye Redmond

1803年、トーマス・ジェファーソン大統領は、ルイスとクラークを西部探検に送り出し、地図を作るように、また、絵を描いたり、植物を集めたりするようにと言いました。そして何より、「プレゼントを送るように」と言うのです!どんなプレゼントが大統領にふさわしいのでしょうか。楽しくてあまり知られていないアメリカ史の一端について描かれた本。
(2003年、5~8歳向け)

Tentacles!
by Shirley Raye Redmond

何世紀にもわたって、船乗りたちはダイオウイカの話を語り継いできました。深海の謎の怪物ダイオウイカは、船を追いかけ、クジラと戦うという。体重は1000ポンド(450キログラム以上)にもなり、目は人間の頭ほどもあるそうです。こんな話が事実なのでしょうか。ファンタジーではないのでしょうか。
(2003年、5~8歳向け)

The First Thanksgiving
by Linda Hayward

最初の感謝祭にまつわるピルグリムの物語が、初級読者向けに簡単な語彙で語られています。
最近は、ブラック・フライデーのセールなどで日本でもおなじみになってきましたが、それでもまだよくわからない「サンクスギビング」について学ぶことのできる一冊。
(1990年、5~8歳向け)

Licensed to Drive (Barbie Life in the Dream House)
by Mary Tillworth

バービーは運転免許を取得して大喜びですが…。バービーの愉快なインターネットアニメシリーズ「BarbieTM Life in the Dreamhouse」(YouTube、日本語版はネットフリックスで視聴可)をベースにしたコミックリーダー。
(2014年、5~8歳向け)

Francis Scott Key’s Star-Spangled Banner
by Monica Kulling

アメリカの国歌を作詞した人物の伝記。フランシス・スコット・キーはとても忙しい人でした。妻との間には11人の子供がおり、弁護士だったので多くの人が相談に来ました。また、詩を書くのが大好きで、時間があればいつでも詩を書き留めていました。1812年の戦争が始まると、フランシスはさらに忙しくなりました。人望があったことから、米英戦争が激化すると、平和を保つためにしばしば呼ばれたのです。ある夜、フランシスと友人は、イギリス海軍を説得し、捕虜を釈放してもらう手助けをしました。ところが、フォート・マクヘンリーの戦いが始まろうとしていたので、まだ家に帰ることができませんでした。イギリス軍が砦を占領すれば、アメリカは独立できないからです。フランシスと友人たちは、ボートに座って戦いを見守ることしかできず、25時間もの間、畏敬の念を抱きながら見ていました。フランシスはその光景を見て、アメリカの国歌となる詩を書きあげたのです。
(2012年、5~8歳向け)

F&P Text Level: N

Take a Hike, Teddy Roosevelt!
by FRANK MURPHY

アメリカの第26代大統領セオドア・ルーズベルトが取り組んだ環境保護と国立公園設立の功績を紹介する伝記。生涯、喘息と闘っていたルーズベルト大統領には、してはいけないことがたくさんありました。ですが、周囲から「(ルーズベルト大統領には)できない」と言われると、できることを証明しようとしました。この本は、アメリカの自然資源保護に対する大統領の果てしない情熱と貢献に焦点を当てたものです。
(2015年、5~8歳向け)

Stingrays! Underwater Fliers
by CAROLE GERBER

アカエイがサメのいとこだということを知っていましたか。この本では、アカエイが獲物をくわえたり、お腹をすかせたシュモクザメから逃げたり、アカエイの子どもを産んだりする様子を、写真とイラストを交えて紹介します。
(2015年、5~8歳向け)

Gulliver in Lilliput
by Lisa Findlay

ジョナサン・スウィフト作の『ガリバー旅行記』のうち、最初の航海であるガリバーがリリパット島に滞在する場面に焦点を当てたシンプルな再話。
ガリバーは自分の生き方を気に入っています。船医として、とても興味深い土地を旅しているのです。でも、海での生活には危険が伴うもの。ある日、乗っていた船が嵐で大破すると、ガリバーは必死で岸まで泳ぎつき、そこで一人で眠ってしまいます。ガリバーが目を覚ますと、そこはリリパットという島で、身長わずか6インチ(15cm)の人たちにガリバーは捕らえられていたのです。リリパットの人たちは、最初はガリバーを信用しませんでしたが、やがてガリバーがいればどんなに便利かということに気づきます。そしてガリバーは、またひとつ、エキゾチックでワクワクするとても面白い冒険をすることになるのです。
(2011年、5~8歳向け)

本サイトでは未掲載ですが、Ladybird Readersのレベル5にも『ガリバー旅行記』のリーダー(8~10歳向け)があります。

Monster Trucks!
by Susan E. Goodman

タイヤの高さは5フィート以上。ゾウのように重い。そして、モンスターのようにジャンプし、速く走り、押しつぶすこともできる。それがモンスタートラックなのです。
傾斜路をスピーディーに走ったり、泥の中を突っ切ったり、車をぺしゃんこにしたり、モンスタートラックはこの世で一番大きくて、一番悪いトラック!この本は、カラー写真とともに、モンスタートラックの誕生秘話、仕組み、ショーの準備、そしてモンスタートラックならではのエキサイティングなトリックを紹介します。
(2010年、5~8歳向け)

Motorcycles!
by Susan E. Goodman

樽を飛び越え、ロードトリップで高速道路を駆け抜け、モトクロスコースを疾走する。オートバイは二輪車の中で最もかっこいい乗り物です。この本では、鮮やかなカラー写真とともに、オートバイの種類や仕組み、オートバイ関連のエキサイティングな仕事、競技、イベントなどを紹介しています。
(2007年、5~8歳向け)

Monster Bugs
by Lucille Recht Penner

吸血鬼のように血を吸う水生昆虫、特殊な毒で獲物をドロドロにするサシガメなどの野蛮な虫の真実を科学的に解き明かす解説書。鮮やかな虫のイラスト、センセーショナルで真実味のある内容で、読みながらゾクゾクしてくるかもしれません。 
(1996年、5~8歳向け)

F&P Text Level: R

Anne Frank’s Chestnut Tree
by JANE KOHUTH

第二次世界大戦中、アンネ・フランクとその家族は、アムステルダムの秘密の別館に隠れて、何年間も新鮮な空気を吸うことも、青空を見ることもできませんでした。ですが、アンネは屋根裏部屋の窓から高い栗の木の枝は見ることができました。このちらりと見える自然が、アンネに勇気と希望を与えたのです。そして、アンネは文章を書くようになり、その文章は世界中に影響を与えました。自然の治癒力に対するアンネの強い信念を探求した伝記。
(2013年、5~8歳向け)

F&P Text Level: 不明

Space: Planets, Moons, Stars, and More!
by Joe Rhatigan

NASAの写真と宇宙についての情報が満載のサイエンスリーダーで、太陽系について学びましょう。最新の情報(冥王星とその仲間の矮小惑星を含む)、美しい写真とイラストで、子供たちの好奇心を刺激するノンフィクションのベストセラー本。
(2016年、5~8歳向け)

Illustration of books and children with joy